開業届(個人事業主での開業の場合)

1.開業届の用紙はどこでもらえるか

開業届の用紙は最寄りの税務署の窓口でもらうか、または国税庁のホームページからもダウンロードできます。

2.開業届はどこへ提出するか

税務署

記入した開業届の提出先は、納税地を所轄する税務署です。所轄の税務署は、国税庁のWebサイトで調べることができます。

税務署の所在地などを知りたい方|国税庁

税務署窓口で提出する方法以外に、郵送やe-Taxによる提出も可能です。

・控えに受付印をもらうのを忘れないようにしてください。
開業届と同時に提出する「開業届の控」は、窓口提出の場合、受付印を押印後、返却されます。郵送の場合は返送用封筒を同封すれば、受付印を押されたものが返送されてきます。受付印のある開業届(控)は今後重要な書類となるので、なくさないようきちんと保管してください。

【地方自治体】

開業届は、税務署だけでなく、住所地を管轄する地方自治体にも提出しなければなりません。これは、税金には国税と地方税があり、国税は税務署、地方税は地方自治体が管理することになっているためです。地方自治体はe-Taxでの送信に対応していませんので、窓口または郵送で提出しましょう。提出書類は税務署の場合と同じです。

3.開業届はいつまでに提出か

開業届は事業の開始から一か月以内に提出してください。

4.開業届の記入項目

① 提出先(事業所の管轄となる税務署名)と提出日
② 納税地と住所
③ 氏名・生年月日・個人番号
④ 職業・屋号
⑤ 届け出の区分・所得の種類
⑥ 事務所等を新設した日
⑦ 開業に伴う届出書の提出の有無
⑧ 事業の概要 
⑨ 給与等の支払いの有無

5.記入方法がよくわからない時は誰に聞けばいい?

3で先述した、所轄税務署の所得税担当に問い合わせてください。

6.もし開業届を提出しないとどうなるか・・・

提出をしないことによる罰則はありません。ただし、確定申告の際、青色申告を行えない状態になります。

青色申告についてはこちら